在留資格で在留期間上限のない特定技能2号は現行2分野しかありませんが、なんと11分野へ拡大が6月に閣議決定し早期導入を目指しているとの事です。
これは朗報ですね!
在留資格特定技能1号は在留期間の上限が5年で対象分野は12分野、そのうちの建設と造船・船用工業の2分野が、特定技能2号の対象でした。ポイントとしては特定技能2号は在留期間の更新をしていけば事実上は永住可能となっています、また家族の帯同も認められていますし、労働力不足の業界にとっては最も活用したい在留資格でしたが、前述の通り2分野でしか認められいませんでしたので、喉から手が出るほど切望されていました。
何とその特定技能2号が対象分野の拡大ですから、人手不足に一筋の光明が見えてきました!
追加される業種は「ビルクリーニング」「外食業」「飲食料品製造業」「漁業」「農業」「宿泊」「航空」「自動車整備」「素形材・産業機械・電気電子情報関連製造業」、この分野は現在特定技能1号の対象です。特定技能1号の中で「介護」のみは長期就労が可能な在留資格があるため特定技能2号の対象にはなりません。
閣議決定されれば遅くとも来年の春からは合格者に特定技能2号が付与されるのではないでしょうか?
とにかく産業が回るということは良いことです、コロナ禍を前後して「人手不足による倒産」をよく耳にしましたが解消できればいいですね!!