まだ記憶にも新しいですが、熱海の土砂災害は非常に痛ましい災害でした。お亡くなりになった方、ご遺族にはお悔やみを申します。
近年、日本のどこかしらでこの土砂災害が定期的に起こっています。もちろん自然環境の変化に伴い毎年の雨量の増加がみられ土地(山・山林等)での保水能力の限界にたっしたことが、土砂災害(地すべりや崖崩れ等)が起きる原因の一つでもあります。
がしかし、熱海の件に関しては災害のあったエリアの上部にある盛り土部分が影響し災害が拡大したとも言われています。人が原因で起こってしまった(拡大してしまった)のであれば、とても残念な事です。
利益の為なのか定かではありませんが法を犯しているとしたら、いたたまれない事です。
そんな事も理由の一つだとは思いますが、国交省が「盛り土規制法」の施行を見据えて盛り土の設計や施行手引きを策定することになったそうです。
安全性ならびに設計・施工や検査への厳格化はもちろんだが、防災の観点からも踏まえる運びになりそうです。現国会での提出なので法案としてはまだですが、恐らく通ることになると思います。
建設業の皆さまには当然関係するお話ですので注視しておいてください。
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