先日、国土交通省が担い手確保・育成、災害対応力強化、環境への配慮の観点で経営事項審査(経審)を改正する方向性を指示したそうです!
厳密に言うとこれから会合を開き、改正案を審議する方向で調整に入ったということです。
一応漏れてきている評価部分(検討段階)は以下のようです。改正案や加点等はこれから具体的に決まっていく方向。
〇建設キャリアアップシステム(CCUS)
〇ワーク・ライフ・バランス(WLB、仕事と家庭の調和)
〇災害復旧に使用する建設機械の保有状況や環境配慮対応
≪ワーク・ライフ・バランス(WLB)≫
働き方改革を推進し、女性を含む担い手を確保する観点から以下の取得企業の加点評価を想定しているみたいですね。
・くるみん認定
・えるぼし認定
・ユースエール認定
≪建設機械の保有状況≫
現状の6機種(ショベル系掘削機・トラクターショベル・ブルドーザー・移動式クレーン・大型ダンプ・モーターグレーダー)が加点対象だがそれ以外に【建柱車・ロードローラー】も追加の視野にはいるそうです。
脱炭素社会を鑑みて、環境配慮への評価点において現状でISO認証の取得企業が対象だったのが、ISO認証以外の環境マネジメント認証の対象追加なども検討される方向です。(中小企業も対象か?)
実際は最終的なパブリックコメントと発表内容を確認しなければいけませんが、企業にとって良い方向での改正であってほしいです。
経営事項審査(経審)の改正については、最終決定した段階でまたお知らせいたします。